いま陳寿の目の前には2つの報告書がある。
1つは梯儁(ていしゅん)の報告書。倭国へ詔書と印綬をもち、中華帝国・魏と親しい国であることを倭の人々にアピールしたときの記録である。
末盧國から伊都國を通り奴國にとどまり、また隣の不彌國までも行ったようである。
各国の戸数や官の名、制度、特徴なども書いてある。
使いを受け入れる鴻臚館(こうろかん)や一大率などの役職ことも書いてある。
また倭国の風俗・習慣や動植物や、周りの国々についての記述もある。
そしてもう1つの張政の報告書は、女王の要請で軍事的な進行をしたときのものである。
よって簡潔だが方位と距離がしっかりと書かれている。
そして陳寿は・・
次は末盧國2です。
0 件のコメント:
コメントを投稿