2011年11月20日日曜日

先日のアイデアの練り直し。

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量子力学により、真空は何も無い空間ではなく、仮想粒子が対生成や対消滅を起こしている状態であることが分かってきた。これにより、真空中を走る光もその影響を受けると考えることが出来る。

光の真空中の速度 c
光の論理上の速度を c0
とし
光の真空屈折率 nc
というものを想定すると

c0 = c × nc

なる関係が成り立っていると考えることが出来る。
これはニュートリノについても同様と考えられ、

ニュートリノの真空中の速度 vν
ニュートリノの論理上の速度を vν0
ニュートリノの真空屈折率 nν
とし、
情報等の伝達速度の上限 ヨ
とすると

ヨ = c0 = c × nc
ヨ > vν0 = vν × nν

とう関係が成り立っていることになる。

ここで、光が真空から受ける相互作用のほうが、ニュートリノが受けるそれより大きいと考えられるので、真空屈折率は光のほうがニュートリノより大きい。つまり

nc > nν > 1

ニュートリノの速度が十分に速い場合は

ヨ = c0 = c × nc > vν0 = vν × nν > vν > c

と成りえることがある。


荷電粒子が媒体中の光より速い場合はチェレンコフ放射が起こるが、これと同様の現象がニュートリノが重力より速い場合も起こるのではないだろうか。ニュートリノが真空中の重力波より速い場合、重力波のチェレンコフ放射が起こり、これによりニュートリノの速度が真空中の重力波と同速度まで減速されると考えられるであろう。光の論理上の速度と重力波の理論上の速度は共に情報等の伝達速度の上限"ヨ"に等しいが、何らかの機構で真空中の光の速度と真空中の重力波の速度が等しくなるならば、長距離を走るニュートリノは真空中の光速度と等しくなると考えられる。

2011年11月18日金曜日

光とニュートリノの真空中の速度について

量子力学により、真空は何も無い空間ではなく、仮想粒子が対生成や対消滅を起こしている状態であることが分かってきた。これにより、真空中を走る光もその影響を受けると考えることが出来る。

光の真空中の速度 c
光の論理上の速度を c0
とし
光の真空屈折率 nν
というものを想定すると

c0 = c × nc

なる関係が成り立っていると考えることが出来る。
これはニュートリノについても同様と考えられ、

ニュートリノの真空中の速度 vν
ニュートリノの論理上の速度を vν0
ニュートリノの真空屈折率 nν
とし、
情報等の伝達速度の上限 ヨ
とすると

ヨ = c0 = c × nc
= vν0 = vν × nν

とう関係が成り立っていることになる。

ここで、光が真空から受ける相互作用のほうが、ニュートリノが受けるそれより大きいと考えられるので、真空屈折率は光のほうがニュートリノより大きい。つまり

nc > nν >= 1

これらより

c = vν × ( nν / nc )

c < vν

が示される。



2011/11/18 杉森